ドリルを売るには穴を売れ

誰でも「売れる人」になるマーケティング入門。

ラノベ的な小説と、解説が同時に進行して、マーケティングの基礎から説明してくれる良書。これももう発売から10年以上経っているんですけど、本質的な内容のため色あせないですね。

 

・ベネフィット

 顧客が払う対価<顧客が得る価値

 機能的ベネフィットと情緒的ベネフィット

・セグメンテーションとターゲット

 ターゲット:標的顧客

 セグメンテーション:分けること

・差別化

 手軽軸:早い、安い、便利

 商品軸:最新技術、最高品質

 密着軸:お好み通り、よく知られている

・4P

 Product

 Promotion

 Place

 Price

 

上記の4つを個々に説明したうえで、最後に4つが一気通貫する戦略こそが強くて美しい戦略であり、勝てる戦略であると説明があります。

個々はよく考えらえれているのに、全体を見るとちぐはぐな戦略というのはよく見受けられるかと思います。(商品軸で最高品質の商品なのに、販路を選ばずに安売りするような店で売られていたりとか)

 

基本的なことしか書いてないけど、基本的なことを一気通貫して順守することの大事さを学べる良書です。

 

 

ドリルを売るには穴を売れ

ドリルを売るには穴を売れ